忍ぶ恋ほど-好きすぎる旦那さまに溺愛されてます?
「忍ぶ恋」だけに忍者のお話です。
そして忍者だけに、恋心も忍んでしまうのです。これはもう性質なのかな?
本当は大好きな旦那さまに溺愛されているのに、思い違いから愛されれば愛されるほど切なくなるという、かなり甘口の切なさとなっております。
忍ぶ恋ほどのあらすじ
彼女が一途に思い続ける相手は、次期頭領ともいわれる里で一番優秀な忍びである正真さん。
忍びとしての実力もあり、お顔もイケメンな彼はあやめにとって雲の上の存在でした。
遠くで見ていられるだけで幸せ。
あやめのささやかな幸せな日々は、正真が嫁をとることになって終わりを告げます。
彼への想いを吹っ切るために仕事(任務)に生きようと、色の技を覚えて隠密になるため枕指南を願い出ます。
その夜、現れたのはあこがれの正真さまで…。
恐る恐る触れてみると本物の正真さまで、いっぱいいっぱいの夜となるのでした。
ネタバレなしの感想できるだけネタバレなしにしています(汗)
表紙の淡い色づかいそのままの、忍びの里が舞台なのに暖かい世界が広がります。
そんな暖かい世界で、正真とあやめのお互いを思いやる気持ちがあふれている作品です。
正真はあやめを好きすぎるからか、一度肌を重ねた後はことあるごとにあやめを求めるのでエッチシーンはそれなりに多い印象。
好きすぎるから致し方ありません。
【ここが好き!】
- あやめがいじらしいっ
- あやめ、脱ぐとすごい
- 正真さまがあやめを大切にしててきゅーんっ
- 何よりも正真さま、かっこいい。
忍ぶ恋ほどのネタバレありの感想
好きすぎる旦那さま(正真)がカッコ良すぎる…っ(鼻血)
あやめがいじらしいほど一途。
男子が溺愛してくれる、けれども不器用でうまく伝わらないからすれ違い。とまぁ個人的に萌えるポイントのツボを押されまくってロマンチックが止まらない作品です。
そうなんです。
旦那様は溺愛してくれるのに、すれ違っちゃうんです。
正真にそれはそれは想われ愛されてるのに、あやめも正真のことはずっとずっと好きだったのに、一所懸命自分の想いを隠します。
あやめは正真の気持ちを思いやって恋心を忍んでいるんだけど、正真はただただ言葉が不器用なんです…。
忍びとしてパッとしなかった下忍のあやめにとって、正真のように里で一番優秀な忍びが自分を相手にすることが信じがたかったのです。
その証拠に、あやめは自分に正真との結納のはなしが来た時にある噂を耳にしました。
正真には想い人がいたけれど、その相手は兄に譲った。
今度の婚姻は想い人と結ばれなかったので誰でもよかったのだ。というもの。
この噂によって、自分は正真に想われていないと勘違いしたあやめは、「馬鹿にしないで!」と結婚をお断りするかと思いきや。
これから正真と一緒にいられる自分だけが幸せで申し訳ない…と正真の気持ちを気遣って、ご飯も食べれず泣くのでした。
↑大食らい設定なのに…。
いじらしいでしょう?
いじらしかわいいでしょう?あやめちゃん!
正真からの溺愛ぶりが真心からだと、あやめちゃんが気付くのが楽しみです!
さいごに
表紙のほんわかした雰囲気そのままに、あやめの穏やかな気質に正真だけでなく読者まで癒されます。
もちろんTL漫画なので夜のシーンももあるんだけど
恋心を忍んでの行為は切なくて…。
穏やかな雰囲気に包まれた切ない溺愛。1話から堪能できます。
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